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2023/12/08 19:47




2023年11月21日 ハク 永眠


皆さんに残念なお知らせをすることになりました。11月21日の12時58分にハクがお空へと旅立ちました。
SNSを通して沢山の方に可愛がって頂いていたので、ご報告をさせて頂くことにしました。

ハクとは多頭飼いに慣れずストレスで自傷行為があったため、療養にと預かった事が一緒に暮らすことになったきっかけです。
その後、元の生活に戻すことが良いと考える事ができず、元の飼い主と話し合い迎える事になりました。
生後1歳程度で気づいた脳障害では、ご飯を食べる概念も無く四肢の麻痺や認知症などがあり育てる事が困難だったり獣医からも長く生きられない事を示唆されていましたが、8歳まで生きてくれ長い時間を共に過ごしてくれました。
ぷらんぷらんと全く感覚もない前脚でも顔から転びながらも前に進んで走ろうとするハクを見て、マッサージや自然へのさんぽなどを行い脳や手足に刺激を与え生きるサポートをしようと決めると、ハク自身がそれに応えさんぽやドライブは当たり前の日課となりました。
時間はかかり違和感がある日もあったようですが麻痺は緩和、食事は「遊び」とし教えると介護の時にも食事を摂る=遊びが幸いし、栄養を摂ることを続けてくれたのは良い結果へと繋がりました。


自営業のおひとり様のわたしは、そもそも¨ 猫を飼う ¨ ということを考えていなかったのですが、ハクとの暮らしの中で結果的には数多くの野良猫たちと知り合うことになり、更に今では5匹の猫達と一緒に暮らしています。
そして障害があったからこそ手がかかった事で絆が深まり、また野良猫の事やどうぶつのストレスなどについても目を向けるきっかけになったように思います。



TikTokやInstagramのストーリーの中で、リアルタイムなハクの健康状態をお伝えしていたこともあり、亡くなったことを知った皆様からハクへの弔いとわたしの心身のご心配を頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


自力でご飯を食べることができなかったり、3日連続で仕事で長時間離れると粘膜を腫らし体調を崩していたハクだったので、ハクとの暮らしの中では長時間のお出かけや旅行なども出来ず、何をしてもハク中心に生活でした。そんなハク中心の生活から急に解放された今は、本当にどう生きて良いのか、手持ち無沙汰な時間が長くそれがまた寂しさを増長させてもいます。
「全てはハクが居たからこその8年間」の暮らしがガラリと変わり、居なくなった悲しみと看取った時のショックでまともな日常生活が送れず正式な報告も遅くなりました。


偶々観たNetflixのドラマの中で、ペットを亡くした飼い主が「お世話をする人が居なくなったら、今度は自分自身の人生に向き合う」という言葉がとてもタイムリーで刺さり、今後の暮らしや仕事のことなど色んなことを頭の中で考えてはぽっかりと空いた穴に埋め込んでいる所です。



皆様の深い愛情を沢山頂き、本当に有難うございました。
短い間でしたが、ハクを愛していただきありがとうございます、これから5匹の猫とたちと今後もハクとの思い出を表に出しながら過ごしていくのでよろしくお願いします。



猫とわたしの暮らし
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