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2025/05/11 12:07
2025 / 05 / 11
今年の3月に父が逝去したことで、長年の介護サポートにピリオドが打たれました。
認知症が発覚し出してからの8年間は本当にキツく、介護が始まってからは自分自身の生き方を変える必要もあり廃業したり引っ越しをしたり、賃貸から一軒家での暮らしも今までとは勝手が違い戸惑いだらけの連続でした。
とはいえ一番は、弱っていく父の姿を目の当たりにすることが精神的にも苦痛でしたが、父子一人で相談者も居ない中頑張ってこれたのは皆様の温かいサポートや言葉があったからだと感謝しております。
四十九日の法要も無事に終えたことで、まだまだ色々整理することは残ってはいますが「わたしの人生」を新たにし、ここから社会復帰をすることに致しました。
奇しくも5月12日が父の誕生日。現在住んでいる実家の表札は父のフルネームが飾ってあり自分自身が引っ越ししてからも、中々腰を据えて「自分のお家」という感覚も掴めず、お客様感覚で家具を新調したりすることや家の片付けも「他人のものを勝手に漁っている、捨ててるような気分」が払拭できずにおりました。タイミングとして「新しい門出」にふさわしいと思い5月11日を父が居なくなった最後の日とし表札を下ろし、定住するかどうかは分かりませんが新しい暮らし方と新しい生き方、生きる場所と気持ちを新たにスタートしたいと思います。
それに伴い、今までは介護により「突発的に呼び出される」という部分から単発の活動や休み休みが多く中々本腰入れた活動ができませんでしたが、今後はそうしたことがなくなるため、本当にやりたいことを中心に「猫とわたしの暮らし」や今まで携わってきた活動を精査・選択しながら自分の王道を作っていこうと思っております。
長くなりましたが、これからの瀬尾一世と今後の新しい「猫とわたしの暮らし」をよろしくお願いいたします。
瀬尾 一世